衣類販売を取り巻く状況

デリケートなアパレル製品

アパレルの物流の現場では、商品の管理というのが非常に難しくなっています。この商品管理というのは、個数などの管理面ではなく状態についての管理面です。というのも服というのはデリケートな物なので、新品の服でも管理や配送の中で傷や汚れがついてしまう可能性が考えられるからです。これは古着の物流についても言えて、当初は気づかなかった汚れが見つかったり、在庫を抱えた後に虫食いの穴が発生して、どれかについていた虫が他の在庫商品にまで影響を与えてしまう事があります。なので物流の現場では、最初のままの状態で流通させるという当たり前の事が意外に難しいからこそ、そのリスク管理も合わせて料金に追加されているので割高という印象になりやすいですが仕方の無い事なのです。そして、新品ではそのような商品は訳ありとして、売りには出せないので社員内などに配られますが、中古の物流現場ではその状態の悪化などを改善するためにクリーニング、リペアなどの部署を設けているような会社も多いです。また人が関わるということから、服に血などが付く可能性もゼロではないので、デリケートに扱わなければならないため、意外と繊細な作業なのがアパレルの物流現場なのです。

中古アパレル業界の物流について

中古の洋服やアクセサリーを購入した事がありますか。私は以前、中古アパレルショップを傘下に置いているグループ企業に勤めていた事があります。間接的にしかその店舗には関わっていませんが、そこで働いているアパレル担当スタッフと、よく話す機会があった為、中古アパレルの物流について知る事ができました。当然、そのグループ店舗の実態しか知らず、他グループでの物流については知る由もありませんが、自分が関わっていた中古アパレルショップでは、中古の衣類や装飾品を不特定多数のお客様から買い取りし、加工及び清掃して販売するというシステムでした。新品の衣類を仕入れる事もありましたが、全体の2割ほどで、メインはお客様から買取した中古品を販売しています。これによって、商品はお客様から仕入れる為、メーカーへの発注が最小限で済み、商品の仕入れ時にかかる運搬業務を極端に減少できました。しかし、物流という観点から見ると、仕入れ時の運搬は減少しましたが、買取した中古アパレル品を保管する大型の倉庫が複数必要となりました。買取した商品を、その物流倉庫へ運ぶ作業が大幅に増加したのです。アパレル業界は、一部の大手企業以外は不景気であり、洋服や装飾品など、土日祝日や繁忙期以外はそんなに売れる物ではありません。繁忙期でも、昔に比べれば売れ行きが悪化しています。しかも中古アパレル品ですので、中古品に抵抗があるお客様には一切売れないのです。その後、アパレル品の販売数より買取数の方が圧倒的に上回り続け、倉庫を拡張しても商品が保管できずにパンクしました。結果として、買取したアパレル品を大まかに見分け、販売される可能性の低いものは商品化せずに廃棄業者へ発送し、お客様からの商品買取基準も厳しくして、在庫を調節する事になりました。意外と知られていない中古アパレル業界の物流システム、如何でしたか。もっと効率の良いシステムが開発されると良いですね。

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